【緑肥用】アブラナ 菜の花 （農林20号油菜）景観形成【500g】カネコ種苗 [TKK-NH005r]

■特徴

・菜の花には色々な種類がありますが本品は遅咲きで大型の系統です。
・花も大きく豪華な草姿です。
・春を彩る代表的な景観緑肥作物です。
・水田裏作に導入後は、水稲作の抑草効果が高く、除草剤の軽減化に結びつきます。
・レンゲ代替の養蜂蜜源として栽培が増加しています。
・すきこみ後2〜3週間後に田植えを行ってください。

■用途

・景観用
・緑肥用
・水田の裏作利用で稲作期間中の雑草抑制

■播種

対象地域：全国で播種可能
播種量：2kg/10a
播きどき：
暖地：9月〜12月
中間地：9月〜11月
寒地：9〜10月
開花期：3月〜5月

■栽培方法

播種前に浅く耕耘し、播種後は覆土鎮圧します。
発芽までと初期成育の期間は土が乾かないように管理し、必要に応じて潅水してください。

■すきこみ期

・開花期に行う

■規格

品種：農林20号アブラナ
種類：セイヨウアブラナ
学名：Brassica napus L
草丈：60cm
性質：一年草
花色：黄
種子重量：280粒/g｜690g/L
標準発芽率：85％
標準純度：95％
乾物量：400〜600kg/10a
生産国：イタリア・中国 等
薬剤処理：無処理
※数値はロットにより異なる場合があります。

■容量

500g入り袋

■ご注意

・種子を食用やそのまま飼料にしないでください
・小児の手の届かないところに保存してください
・種子の性質上、低温、低湿の場所に保存してください

◆緑肥のススメ

施設園芸、露地野菜、畑作物など主要産地では単一品目の専作固定化が進み、土壌病害、有害センチュウの増加、土壌養分の不均衡などから、地力や、品質収量の低下が問題となっています。

これらの要因は各種考えられますが、慢性的な堆肥不足、施設園芸での過剰施肥の蓄積による土壌のメタボ化、大型重農機による硬盤の形成、除草剤や土壌消毒剤偏重の連施用による土壌環境の劣化が主な原因です。

健全な土壌とは、有用微生物の活性、均衡のとれた土壌養分、保水性に富む団粒構造の形成がされていること。対策として専作ではなく輪作体系を維持することがなによりも大切です。

そこでお勧めの方法は緑肥です。緑肥作物を輪作として積極的に導入することで健全な土壌が回復します。

緑肥作物は、利用目的と品種特性、作型などをよく理解したうえで導入してください。

《緑肥の特徴と有効性》

線虫抑制、硬盤破砕、除塩、防風、刈取り不要、敷ワラ、耐湿性大、窒素固定、リン酸吸収促進、景観形成、耐雪性大、キスジノミハムシ忌避、ミナミキイロアザミウマ忌避など緑肥品種によって様々な特質がありますので、よく選別しりようしてください。