ICボルドー412【20kg（5kgｘ4入り）】有機JAS適合農薬 [TKK-ICB41220]

■ボルドー液とは？

・殺菌剤としてフランスで誕生してから約120年の歴史をもつ農薬です。
・病原菌に対する殺菌効果と、植物の病害抵抗性を強める二つの働きがあり、今日においても広範囲に使用されています。

■ICボルドーの特長

・手作りボルドー液を使いやすくした新しい殺菌剤です。
・作物や散布時期に合わせてグレードや希釈濃度をかえます。
・有機JAS適合農薬です。
・多くの作物の広範な病害に対して、殺菌効果があります。
・コストが安いです。
・耐性菌が出ません。
・殺菌持続効果（残効）が長いです。
・水で希釈するだけでです。
・原液は長期保存ができます。
・葉への付着力が非常に大きいです。
・微粒子のために目詰まりしません。
・収穫前日数や回数の制限もなく、環境にやさしいです。

■適用病害虫と使用方法

◆作物名：かんきつ
適用病害虫：かいよう病、黒点病
希釈倍数：50倍
使用方法：散布
散布液量：200〜700L/10a

◆作物名：なし
適用病害虫：黒斑細菌病、輪紋病
希釈倍数：30倍
使用方法：散布
散布液量：200〜700L/10a

◆作物名：すもも
適用病害虫：かいよう病、黒斑病
希釈倍数：30倍
使用方法：散布
散布液量：200〜700L/10a

◆作物名：あんず
適用病害虫：かいよう病
希釈倍数：30倍
使用方法：散布
散布液量：200〜700L/10a

◆作物名：こんにゃく
適用病害虫：葉枯病
希釈倍数：20〜50倍
使用方法：散布
散布液量：100〜300L/10a

◆作物名：りんご
適用病害虫：褐斑病、炭疽病
希釈倍数：30〜50倍
使用方法：散布
散布液量：200〜700L/10a
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ICボルドーは3製品ありますが、有効含有成分量の違いだけで、基本ボルドー液です。

ICボルドー66D（等量式ボルドー）塩基性硫酸銅28.1％（銅：含有量3.7％）
ICボルドー48Q（培量式ボルドー）塩基性硫酸銅31.2％（銅：含有量2.5％）
ICボルドー412（3倍量式ボルドー）塩基性硫酸銅35.0％（銅：含有量2.0％）

＃3培量式⇒3倍希釈で使うという意味でありません。
＃硫酸銅1に対して生石灰3倍量で製造、という意味です。

農薬は適用作物が細かく決められておりますので、該当する作物に適したものを選んで使うようにしましょう。
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より詳しくは、メーカー製品サイト「井上石灰工業株式会社」のホームページでご確認ください。
http://www.inoue-calcium.co.jp/products/index.html
※適用範囲が随時広がることがあります。

■規格

分類：殺菌剤
登録：農林水産省登録第第18644号
有効成分：塩基性硫酸銅35.0％（銅としての含有量2.0％）
　　　　：水、界面活性剤等65.0％
性状：青色水和性粘稠懸濁液体
毒性：普通物
魚毒性：A類
有効期限：約3年
メーカー：井上石灰工業株式会社

■使用上の注意

・使用残りの薬液が生じないよう調整を行い使い切ってください。
・酸性のものと混ぜないでください。
・石灰硫黄合剤、有機リン剤、マシン油乳剤等を混用すると薬効を減じ、また薬害を起こす原因となるので混用しないでください。
・散布直後に降雨があると薬害が発生しやすいので注意してください。
・高温時の散布では、葉及び新梢にボルドー液特有の銅による薬害が発生する場合があるので注意してください。
・皮膚に対して強い刺激があるので皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
・散布液調製時及び散布の際は保護眼鏡、不浸透性手袋、不浸透性防除衣、ゴム長靴などを着用してください。
・展着剤、固着剤は使用しなくても支障はありません。
・水産動物に影響を及ぼすので、養殖池等周辺での使用には十分注意してください

※使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けることが望ましいです。

■保管上の注意

・乾燥固結しないように密封して貯蔵してください。また、凍結するとその物理的性状が劣化するので、凍結には十分注意して保管してください。

■内容量

20kg（5kgｘ4入り）